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October 15, 2005

クリ

10月15日、
きょうは「十三夜」です。
「中秋名月」に対しての「後(のち)の月見」という「十三夜」の月は、
満月には満たない少し欠けた形ですが、そこに美意識を見出した
日本人固有の習俗です。

「十三夜」には栗や枝豆をお供えするので、「栗名月」、「豆名月」とも
いいます。

そこできょうは、「栗」を取り上げます。

イガグリ1.JPG

ひとつのイガに実が2~3個はいっています。

「クリ」は黒実、すなわちクロミの意味で名付けられました。
縄文時代から貴重な山の幸として食べられていて、
今は栽培品も数多くあります。

別名は「シバグリ」ともいいます。
でも野生種は「シバグリ」、栽培種を「タンバグリ」ということもあるそうです。

「クリ」の食べ方は「焼き栗」にしたり、「蒸し栗」、「栗ごはん」、「栗おこわ」、
「マロンケーキ」「栗饅頭」「栗羊羹」等々、目がクリクリ~っと回るほど
バラエティに富んでいます~。あ~、おいしそう~!

でも素朴なクリ本来の味は、小さいけれど味も濃くてはるかに
おいしい「野生種のクリ」に軍配があがるようです。

また、クリは腐りにくくて丈夫で長持ちなので、柱等にも使われます。

ほんとに役にたつ木ですね~。


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投稿者 winc : October 15, 2005 11:12 AM

コメント

栗???栗ごはんに、モンブラン、天津甘栗、栗饅頭、マロングラッセ、栗入りアンパン??? ただ、「栗」っていうだけで、食べたくなってしまいます。 それにしても、栗って、なんであんなに防衛しているのでしょうね。こないだも、栗ごはん作るために、娘と栗の皮むきをがんばりました。 野生の栗のほうが、おいしいの? 食べてみたい!

投稿者 さなえ : October 15, 2005 02:21 PM

さなえさん、ほんとにおしゃるとおり~私も「クリ」というだけで食べたくなります! 「イガ」は触るととても痛いですよね~。 「クリさん、あなたはどうしてそう重装備なの?」 「簡単にお前に食べられたくないからさ~。」 そんな声が聞こえてくるよな??

投稿者 winc : October 15, 2005 05:13 PM

はじめて、おじゃまします。 リング、ご参加ありがとうございます! ご挨拶がすごく遅くなってしまって、 大変失礼いたしました。 どうぞよろしくお願いします。 そっか、今日は「十三夜」なんですね。 中秋名月の方は「芋」でしたっけ。 自分のところは、関東なのですが、 今日は残念ながら、お月さん見えないかもです。 そうなんだ!縄文時代から食べられていたんだぁ。 栗を使った食べ物、どれもおいしいですよね~。

投稿者 hanaboro : October 15, 2005 05:17 PM

hanaboroさん、初のご登場ありがとうございます。 こちらこそよろしくお願いします。 私のところはあの万博で(少し?は)有名になった愛知ですが、こちらも午後からずーと雨が降り続き、どうやら栗名月は拝めそうにありません。残念です~。

投稿者 winc : October 15, 2005 05:35 PM

栗といえば田舎では餡を作り、炊き立てのごはんを適当にすりこ木でつぶし、そのあんをまぶしていただきます。その餡を作るまでには薄皮をすり鉢でこそいだり時間かけて煮詰めたりで手はかかりますが美味しいです。素朴な味です。中津川の栗きんとんもいいですが、なじんだ味で栗といえばそれです。秋は美味しい季節ですね。

投稿者 いくよさん : October 19, 2005 07:41 PM

いくよさん、コメントありがとうございます。手間隙かけた栗餡の美味しさが伝わってくるようです。いいですね~。いくよさんのふるさとは~いつもそう思ってしまいます。

投稿者 winc : October 19, 2005 09:39 PM

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