« 海辺のジプシー娘 | メイン | 重要なお知らせ »

February 13, 2009

装飾的な花

2月13日、
きょうは、何の日?
1958年のきょう、2月13日に画家ルオーが永眠した日です。
87年間の生涯でした。
きょうはこのルオーの「装飾的な花」という作品をお届けします。

(写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)
装飾的な花「ルオー」00939.JPG
<装飾的な花>1953年頃

1871年にパリで生まれたジョルジュ・ルオー。
(日本は明治4年で、岩倉具視ら欧米使節団が出航した年)
父は指物師でピアノの仕上げ工、母はおとなしい人だったそうです。
母方の祖父にセーヌ河岸の古本屋でクールベやマネの複製画を
買ってもらったそうです。
豊かではありませんでしたが、良い家庭に生まれたとのことです。
14才の時、ステンド・グラス修繕の親方の所に徒弟修業に出され、
夕方からはデッサンの勉強のため、夜学に通ったそうです。
1890年、ルオー19才の時、美術学校に合格し、生涯の師と仰ぐ、
ギュスターブ・モローに出会う。
宗教的題材の絵が多いルオーですが、これは花が題材です。
晩年の作品のようです。
何の花ともわかりませんが、ただそこに深く美しく存在している花、
心の花なのかもしれません・・。
やはり、宗教的題材の絵の根底にある一すじの道に通ずるもの
なのかもしれません・・。

花とガーデニングのブログ・ランキングに参加しています。 応援のクリックお願い申しあげますm(_ _)mペコリ

これまでブログで紹介した写真を一堂に集めた fab Photo Gallery にも是非お立ち寄り下さい!

投稿者 winc : February 13, 2009 07:05 AM

コメント

コメントしてください




保存しますか?

(書式を変更するような一部のHTMLタグを使うことができます)