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January 26, 2007
ユズリハ
1月26日、
散歩の途中・・ある邸宅の玄関先に葉柄の赤いのが目立つ
木が植えられていました。
(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)
「ユズリハ」でした。
万葉の時代には「ゆずるは」と言われていたようです。
「弓絃葉」あるいは「譲葉」、「譲葉木」あるいは「交譲木」とも
書きます。
ユズリハ科の植物で、本州の福島県以南に分布する常緑樹
で高さ数メートルになり、葉は厚めで大きく光沢があります。
5月頃から薄緑の新葉が開き始め、8~9月に新葉がすっかり
出揃ってから、これを見届けるかのように、まだ濃い緑をして
いながらも、古葉がもう役目を終えたから場所を譲るというふう
に落ち、新旧の交代がよくわかるので名付けられたそうです。
親が子に・・世代交代という意味でしょうが、拡大して色々な
ことにも通じそうですね。
某書に、天下りの多い公社、財団、協会などに自戒のために
植えておいてはどうか?とありました(笑)。
まさに老害とは無縁の、引き際を心得ていて美しい・・と
いわれる由縁でしょうね。
"歳を譲る"という意味で正月飾りにも使われます。
新葉が出る春先に付く小さな花も見てみたいです~♪
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投稿者 winc : January 26, 2007 10:16 AM