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November 18, 2005

カリンの木と実

11月18日、
陽だまりにミツバチの羽音が聞こえ、思わず「ご苦労様~!」と
声をかけたくなるような午前中でしたね~。

きょうは実家にある「カリン」の木を紹介します。
「花梨」と書きます。

この木の木目が花櫚(カリン)←フタバガキ科(日本にはない科)
の植物に似ているので、名付けられたそうです。

(注:「カリンの家具」は有名ですが、「花梨の家具」ではなく
「花櫚の家具」が正しいんですね~。)

話を元に戻しますが、
きょうは「花梨」(バラ科ボケ属)をとりあげます。

051115カリン04199.JPG

落葉する高木です。
木の上の方に2個ついている黄色っぽい実がわかりますか?
(今年は10~12センチ長さの実が7個程付いたのですが、
残念ながら熟す途中で落果してしまいました~。)
はじめ緑色だった実も、この頃やっと色づいて黄色くなりました~。
実には、どう表現したらいいのか?強い独特の香りがあります。
人により好き嫌いが分かれる香りでしょうか?
私は嫌いではありません~。

実は少し凸凹した梨のような形をしたものや扁球、
または楕円形ももありますね~。
そのままでは、木のように硬くて酸味が強く、
とても生では食べられません~!
でも昔から”のどに効く”と言われているので、
実家では「カリン酒」にしています。
その他、ジャムや砂糖漬やのど飴として使われています。
 
樹皮はなめらかですが、毎年鱗片状に剥がれ、
雲紋状の美しい模様となります。

051115カリンの枝04202.JPG

中国原産で平安時代に渡来したそうです。
別名を「カラナシ」、「キボケ」、「モククワ」ともいいます。

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投稿者 winc : November 18, 2005 02:21 PM

コメント

子どもの頃、のどに良いというので、祖母ちゃんにカリン酒を飲まされていたような気がします。ペロペロの木は、先日、京都・石清水八幡宮で見かけたような。へんなの~と、触っておりました。

投稿者 BLUE JEAN : November 18, 2005 02:46 PM

BLUE JEANさん、早速のコメントありがとうございます! へーっ、カリン酒を子供の頃から飲まされていたのですか? 私は実家にカリン酒あるのですが、たま~にしか飲みません。 甘く作ってあるんだけど~少し渋いよな気がして~(笑)。 石清水八幡宮にも花梨の木あるんですかあ?以前行ったことあるけどボーツとしてたんですね。花や実があると急にシャキッ!とするのですがー(トホホ・・)。

投稿者 winc : November 18, 2005 03:07 PM

はじめまして。ご訪問&コメントありがとうございました。さっそくおじゃましております。 カリンはお寺や神社の境内でもけっこう見かけますね~。石清水さんにもあったかもしれません。 珍しい木の実の写真もたくさんあって、楽しいブログですね。また来ますね~。 おおきにでした。

投稿者 happa615 : November 19, 2005 12:08 AM

happa615さん、ようこそおいで下さいました~! コメントもして下さってうれしいです。 またのお越しをお待ちしておりま~す。

投稿者 winc : November 19, 2005 08:31 AM

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