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July 01, 2008
マユミ
7月1日、
切り過ぎて去年咲かずじまいだったシコンノボタン
が蕾を付けてくれました。咲くのが楽しみ~♪
きょうは「マユミ」の若い実を紹介します。
「真弓」と書きます。
この木で弓を作ったので、真弓と名付けられました。
秋に色づいた赤い実を付けたマユミは印象的ですが、
緑色の実をつけた、今の季節のマユミはいかがでしょう~♪
(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)
横顔は・・
なんだか、後ろ向きが多いですね^^;
隅が角張った四角い巾着のような形がユニークですね。
ニシキギ科の植物です。
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投稿者 winc : 09:56 AM | コメント (4)
July 02, 2008
キカラスウリ
7月2日、
少し前から気になっている藪がありました。
住宅地の中にある藪の縁に、先月途中から何やらつる性らしい
白い花のようなものがいっぱい付いているのを何度か
車窓から見てたので・・。
ついにそばまで行って撮ってきました!
おぉ~、やっぱり「キカラスウリ」でした。
(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)
高いフェンスに囲まれており、片側は車道で車が
結構通り、(¬_¬)ジロッ とドライバーに見られつつ、
フェンスの網目越しにズームして撮ってきました。
ふ~、汗だらけ?(^_^;;)
「黄烏瓜」と書きます。
カラスウリに似て黄色の実をつけることから
名付けられました。
つる性で巻きひげがあり、人家の垣根や
林の縁の木に絡みついて高く伸びます。
雌雄異株で、これは雄花のようです。
昼間撮った写真なので、花びらの縁の糸状の
ものがクルクルと巻いてしまっています。
キカラスウリは夜咲くものと聞いています。
夜咲いている様子も見たいものです
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投稿者 winc : 10:09 AM | コメント (6)
July 03, 2008
キカラスウリ その2
7月3日、
蒸し暑いですね~^^;
キカラスウリの記事の続きをお届けします。
キカラスウリはまれに北海道(奥尻島)、ほとんどは
本州以南に分布しているそうです。
(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)
蕾も付いていました。
中身を調べたら、盛り上がった所には花びらが
折りたたまれていました。
葉に向き合って巻きひげが付いています。
葉の表面はやや光沢がありますが、葉裏は少し白っぽくって
葉脈が目立ちます。
雄花には雄しべしかなく、写真の真ん中のが雄しべです。
雄花を解体したら・・
雄しべは3本、ガク筒にくっついてひとつになっていました。
ガクは6枚あります。
花の先は5つに裂けて、またその先が糸状に裂けています。
花びらはしっとりと柔らかい感触でした。
ウリ科の植物です。
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投稿者 winc : 08:59 AM | コメント (4)
July 04, 2008
キカラスウリ その3
7月4日、
おはようございます。
昨日の午前中にアクセス数が70000回を超えました。
これも皆様のおかげです。
ありがとうございました!
今後ともfabをご愛顧のほどお願い申しあげますm(_ _)m。
さて、きょうは夜にキカラスウリが咲いている様子を
やっとお届けすることができます(*^^)v
昼間は花びらの先端の糸状のものがクルクルに巻いて
しぼんでいますが、夜はこんなふうに伸びていました。
フラッシュをたいて撮影しました。
(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)
咲いて間がないものをアップしましょう。
やや上から・・
風よ、止まれ!
こんなん撮れましたけど・・^^:
やや青臭いですがコクのある香りを漂わせていました。
撮影中には姿を見なかったですが、蛾がやってきそうです。
その他、カラスウリの根からとった澱粉(デンプン)は
天花粉(てんかふん、ベビーパウダー)として利用されるそうです。
*6月に載せた植物を↓fab Photo Galleryに更新しました↓のでご覧ください。
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投稿者 winc : 07:59 AM | コメント (10)
July 05, 2008
ザミオクルカス・ザミーフォリア
7月5日、
きょうは我が家にある「ザミオ」を紹介します。
正しくは「ザミオクルカス・ザミーフォリア」というそうです。
作り物のような見た目と葉の配列の面白さとその光沢の
ある葉に惚れて、2年ほど前に買い求めました。
今は5Oセンチ程の丈になりました。
(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)
ザミオクルカスとは「ザミアに似たサトイモ」という意味で、
その姿がソテツの仲間のザミアという植物に似ている
ところから名付けられました。
その名前が表すとおり、地中にサトイモに似た塊茎を
つけるそうです。
上の写真内の左右にのぞいているのが塊茎みたい
ですが、o( ̄ー ̄;)ゞううむ 、サトイモかなぁ?
ケニア~南アフリカ北東部原産なので、向こうのは
こういうのがサトイモなのかなぁ??
新芽が出ると、このように葉っぱが筒のように連なり
出てくるのが、とてもおもしろい観葉植物です。
少しほぐれてきました。
和風、洋風どちらのインテリアにもマッチしそうで、
最近、人気があります。
冬は室内に入れてやります。
サトイモ科の植物です。
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投稿者 winc : 09:33 AM | コメント (2)
July 06, 2008
サボテンの花
7月6日、
きのうもすごく暑かったですね、ふ~(^_^;;)。
なのに、なぜか?おととい、きのうと大きなプランター
3つに花を植えました。
蚊取り線香持参で完全武装(笑)して植えたのですが、
汗がしたたり落ち、たまりませんでした^^;;
さて、買い物帰りに、一階の屋根に届くほど(2メートルちょっと))
の立派なサボテンを見つけました。
(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)
黄色の花が人目を寄せ付けます。
掌状の肉厚の葉の先に花が付いています。
こんなにいっぱい!
開いた花の大きさは3~5センチ程ででした。
サボテンの花が見られたので、車の中でつい、
♪ほんの小さな出来事に 愛は傷ついて~♪
と、思わず鼻歌~♪(=^_^=) ヘヘ
帰宅して調べたら、どうも単刺団扇(たんしうちわ)
という南米産の大型種らしい。
持ち主の方に長いこと、いっぱい愛情をかけられた結果でしょうね。
これからこのお家を「サボテンの家」と勝手に呼ぼっと・・(^_-)-☆
サボテンはギリシャ語kaktos「刺のある植物」の意味、
確かに撮影中も手に細かい刺がささりチカチカと痛かったです(~_~;)
綺麗なものには刺がある・・然り。
その他、近郊の春日井市はサボテン生産量が日本一なんですよ(*^^)v
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投稿者 winc : 09:18 AM | コメント (4)
July 07, 2008
オオバギボウシ
7月7日、
きのうは一日中冷房にあたっていたので、夜クーラーを
切って窓を全開したのに寝苦しく、寝不足です(ーー;)
きょうは七夕・・なのにやっぱりお天気は悪く、洗濯物を
干して網戸を拭いていたら、雨がおっこちてきました^^;
前に撮りためていた「オオバギボウシ」を紹介します。
「大葉擬宝珠」と書きます。
蕾の形を橋の欄干につく擬宝珠(ギボウシ)に見立て、
大きな葉っぱの擬宝珠ということです。
北海道~九州の山野の草地や林の中に生えています。
庭の木陰に植えられることも多く、これもそうでした。
(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)
葉面は大きく広く、葉の元はハート形をしています。
葉脈がはっきり出ています。
長い花茎を葉の上に出し、ロート形の花を咲かせます。
ひとつの花の元にはクルンと巻いたような”苞(ほう)”↑
が付いてます。上の写真で、わかりますか?
”苞”とはひとつの花を抱く小形の特殊化した葉のことです。
江戸時代から観賞用の花として植えられ、多くの品種が
作り出されました。斑入りの葉のもあります。
ヨーロッパや北アメリカは夏が日本ほど暑くないので、日本より
ギボウシ類の栽培が盛んでガーデニングの主役になっているようです。
ユリ科の植物です。
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投稿者 winc : 10:41 AM | コメント (2)
July 08, 2008
モウセンゴケ
7月8日、
さっき、雷雨がありました。
窓際にPCを置いているので、あわてて窓を閉めたら暑い、暑いっ!
ふ~(^_^;;)
きょうは、豊橋にある「東海のミニ尾瀬」と呼ばれる湿原にあった
「モウセンゴケ」を紹介します。
「毛氈苔」と書きます。
(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)
日当たりのよいこのような場所に育つものでは、粘毛が
赤く色づき、それが一面に生えている場所では毛氈を
敷いたように見えることから名付けられました。
地面から葉を放射状に出します。
葉にははっきりした葉柄があり、葉はほぼ円形で一面に長い毛
があり、ここから粘液を分泌して虫を捕獲する食虫植物です。
下の写真はモウセンゴケの補虫葉です。
茎を12~13センチ程伸ばし、直径1センチ弱の
花びらは5枚の白い花を付けていました。
6月から7月いっぱい、開花します。
モウセンゴケ科の植物です。
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投稿者 winc : 09:31 AM | コメント (4)
July 09, 2008
トウカイコモウセンゴケ
7月9日、
朝早くからヒヨドリはじめ鳥の声がにぎやかで、
目が覚めました。
きょうはきのうの続きで、同じ湿原に生えていた
「トウカイコモウセンゴケ」を紹介します。
「東海小毛氈苔」と書きます。
モウセンゴケとコモウセンゴケの雑種で、
モウセンゴケ科の食虫植物です。
愛知、岐阜、三重、静岡の東海4県の他、
石川、滋賀、京都、奈良、大阪、兵庫に
だけ分布しています。
(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)
湿地内の比較的、乾いた場所に生えていました。
葉柄と葉が連続しており、葉と葉柄の区別がつき
にくく地面に伏せるように生えていました。
やや湿った所にも生えていました。
サジ形の葉で長さは2センチ程でした。
ピンクの花を付けていましたが、もうしぼむ寸前
だったようです。
なぜなら、この花は午前中しか開かず、午後に
なると急速に閉じてしまうのだそうです。
ちなみに撮影したのは11時49分でした。
高さは10センチ程で、花は直径1センチ程でした。
6月から8月中旬まで開花します。
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投稿者 winc : 07:59 AM | コメント (4)
July 10, 2008
ウメモドキの花
7月10日、
ここんところずーっと、朝、いつもの場所でコシアキトンボの
群舞が見られます^^。
夏はやっぱりトンボかな?
さて、きょうはまたまた、湿地で咲いていた小さな小さな
「ウメモドキの花」を紹介します。
「梅擬」と書きます。
葉の形が梅の葉に似るということで名付けられたそうです。
モチノキ科の植物です。
本州・四国・九州の山地の湿った所に生える落葉低木です。
雌雄異株でこれは雌株のようです。
(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)
雌花です。
花びらはわずかに紫がかった淡いピンク色。
こちらは5枚。
葉の表面には、わずかに毛があり、縁には小さなギザギザがあります。
こちらは4枚ですね。
花の大きさは3.5ミリ程です。
どちらももう実が付いているのも見えますね。
少し離れて、せせらぎのある所へくると、大きなトンボがいました。
思わず(≧[◎]oパチリ
ウメモドキに止まるムカシヤンマ↑
7センチ程の大きいトンボでした。
本州と九州 の林や湿った浅い流れのある所にいるそうです。
*後でこの写真を見たら、トンボが止まったのはウメモドキの雄株
だったことがわかりました。
が、その時は小さい花に目が止まらず、大きいトンボに目が(@_@)
いってしまいました(^^;)
雄花の拡大写真は撮りそこねました≧▼≦;) アチャー
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投稿者 winc : 10:35 AM | コメント (8)
July 11, 2008
アンゲロニア ・グラッシェ
7月11日、
珍しく早朝に公園を散歩してたら、木の上のほうから
「ジーッ」という鳴き声、どうやらハルゼミ?のようでした。
次の公園に行くまでの間の大きなお屋敷の塀に
アブラゼミっぽい?のが黙ってくっついていました。
そして、公園に着いたらクマゼミがシャーシャーと
元気に鳴いていました。
今年初めてのものばかり~♪♪
そして今年初めてのもの・・つながりで?
今年、こんな花、初めて植えてみました・・。
この頃よく行く八百屋さんの店先に、
可愛い花が並んでいました。
マンションのプランターに植えようと買ってきました。
「アンゲロニア ・グラッシェ」というお花です。
なんでも、高温多湿の日本の夏にとても強く、
「夏の救世主」というふれこみなんだそうです。
(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)
色はラベンダーと表示してありました。
ラベンダーというより、やや青みがかったピンクに見えます^^;
やや細長い葉は向かい合って付いています。
次の葉は90度回転して付いています。
葉の縁には少しギザギザがあります。
その他、葉の裏は少し灰色がかった緑色で、
真ん中の葉脈だけがくっきり浮き上がっていました。
花びらは上2、下3の5つに分かれているように見えます。
尖った雌しべが1本、雄しべが4本ありました。
凹凸のある合弁花には細かい毛がいっぱい。
真ん中の窪みには斑模様が入っていました。
ガクは5つに分かれていました。
ゴマノハグサ科の植物です。
うまく育ってくれるといいんだけど・・。
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投稿者 winc : 11:04 AM | コメント (4)
July 12, 2008
ヒイラギの実
7月12日、
午前中に実家で棚経があり行ってきました。
午後から気温がまた上がったようで、とても暑かったですね~。
ふ~(^_^;;)
きょうは、ちょっと前から黒っぽい実が付いていた「ヒイラギの実」
を紹介します。
よく通る道沿いに垣根として柊が植えられています。
(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)
実は夏にできますが、花は冬に咲きます。
花やその他の詳しい情報については、過去記事をご覧ください→
ヒイラギの花
実は黒紫色の楕円形で1.5センチ程の大きさです。
ヒイラギは関東以西~沖縄に分布し、庭木としても植えられています。
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投稿者 winc : 03:14 PM | コメント (12)
July 14, 2008
クモキリソウ
7月14日、
きょうは暑くてたまりませんね~、ふ~(^_^;;)
きのうは朝から長野県まで出かけ、森林浴してきました(*^^)v
駐車場から一歩森の中に入るとヒンヤリ~~^^。
きょうは相方が帰る寸前に見つけた久々のラン~♪
「クモキリソウ」をお届けしましょう。
山の林沿いの木の下に生えていました。
緑一色なのでなかなか目立ちませんが、連れ合いはこういう
地味めの花が好きなようで、すぐに見つけましたヨ^^。
(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)
「雲切草」と書きます。
「雲」という字が当てられていますが、花の姿が「蜘蛛」の子に
似ており、蜘蛛の子を散らすように見えるので、雲散り草が訛って
クモキリソウという説や、蜘蛛をまっ二つにすると足が四本ずつ
になることから蜘蛛切り草とか、はたまた、霧のかかるような所で
見られるから雲霧草とか、諸説あるようです^^;
日本各地に分布するそうです。
ラン科の植物です。
高さは15センチ程でした。
くるっとまるまった所がラン特有の唇形の花びら。
花の形が面白いですね~♪
根元に向かい合って2枚の葉が付いていました。
葉の縁には細かいギザギザがありました。
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投稿者 winc : 04:22 PM | コメント (5)
July 15, 2008
キソガワサツキ
7月13日、
朝10時頃、またトケイソウが開花しました\(*^▽^*)/
7月8日から4輪め、もう蕾はありません。
さて、昨日の続き、赤沢自然休養林の植物を取り上げます。
きょうは「キソガワサツキ」をお届けしましょう。
本名は「サツキツツジ」(皐月躑躅)といいます。
その名の通り、陰暦の五月に咲くツツジの意味です。
木曽川沿いの地域ではサツキツツジを「キソガワサツキ」と
呼ぶようです。
今回は「キソガワサツキ」で 紹介したいと思います。
(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)
本州の中部以西に自生し、5月から7月にかけて川岸の岩場
などに咲くツツジ科の植物です。
水辺が好きなようです。
岩場に根を張って可憐な花を咲かせています。
あっ、綺麗な蝶が来ました!
ミヤマカラスアゲハではないでしょうか?
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投稿者 winc : 04:37 PM | コメント (8)
July 16, 2008
ウツボグサ
7月16日、
昨晩9時頃から、今年初の月下美人が咲きました^^。
ご用とお急ぎでない方はこちらもどうぞ↓
過去記事→ゲッカビジンとゲッカビジン その2
さて、きょうは赤沢自然林の樹林下にあった紫の花、
「ウツボグサ」をお届けします。
(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)
「靫草」と書きます。
「靫(うつぼ」とは武士が矢を入れて持ち歩いた用具のことで、
長い竹かごで作り、その外側を虎や熊、猿などの毛皮や鳥の羽で
覆ったものです。
毛ばだった花がその靫に似ているので名付けられたそうです。
シソ科の植物らしく、茎は四角張り、葉も向かいあって
付いています。
上から見たところ↓
ひとつだけ、もうしぼんでしまっていたので、花の数は
11個を数えました。
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投稿者 winc : 09:35 AM | コメント (6)
July 17, 2008
ミヤコグサ
7月17日、
きのう、今年お初に咲いたシコンノボタン、今朝散っていました。
朝から花への水遣りなど大忙し!でした。
汗が玉になり、やがて流れるほど・・きょうも暑いですね^^:
さて、赤沢休養林に咲いていた植物のシリーズ、
きょうは、群生していて遠目にも目を引く黄色の花をお届けします。
(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)
花の形が烏帽子(エボシ)に似ているので、エボシグサとも
呼ばれます。
きのうは靫(靫草)、きょうは烏帽子(烏帽子草)、なんだか、
時代劇の世界ですね^^。
本名は「ミヤコグサ」です。
「都草」と書きます。
京都に多かった事からミヤコグサの名が付いたとする説など、
諸説あるそうです^^;
古くから自生するミヤコグサは、各地の日当たりのよい
道端や荒れ地に生えています。
茎は地面を這って広がります。
春から秋まで1センチ程の蝶形の花 を咲かせます。
ひとつの茎に普通2個の花を付けます。
鮮やかな黄色が緑に映えますね。
遺伝子学的にも重要な花になってきているそうです。
マメ科の植物です。
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投稿者 winc : 10:31 AM | コメント (2)
July 18, 2008
ツクバネウツギ
7月18日、
まだ、梅雨が明けない模様・・。
きょうは雨が降ったり、止んだり。
蒸し暑くきょうもまた、クーラーのお世話になる・・。
さて、赤沢休養林にあった植物シリーズ^^v
花か?と思ったら、花が済んだ後のガクでした_(・_.)/ ガクッ。
きょうは「ツクバネウツギ」のガクを紹介します。
(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)
「衝羽根空木」と書きます。
5つに開いたガクの形が羽根付きをする時の羽根(衝羽根)に
似ているので名付けられました。
高さ1~2メートル程の落葉低木です。
葉は向かい合って付いており、縁には不揃いのギザギザがあります。
本州、四国、九州の丘陵から山地に生えています。
スイカズラ科の植物です。
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July 22, 2008
阿寺渓谷
7月22日、
三連休中に、またまた長野に行ってきました。
今度は「阿寺渓谷」という所です。
中津川で高速を降り、19号を走っていきますが、
先日の赤沢休養林より、手前です。
とてもいい風景の所だったので「暑中見舞い」の
かわりに風景写真をお届けします。
(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)
明日からこの阿寺渓谷で見られる植物を
紹介していきたいと思います。
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July 23, 2008
サワグルミ
7月23日、
夏の空です。
まずは渓谷林の代表である、見上げるような
「サワグルミ」にご登場願いましょう。
(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)
「沢胡桃」と書きます。
沢筋に生えるクルミという意味です。
別名をカワグルミ、フジグルミというそうです。
クルミ科の植物です。
高さ30メートルになる落葉高木で雌雄同株です。
北海道~九州の山地の渓谷に生えています。
まっすぐな幹が美しい。
葉は羽根のような形です。
実が付いていました。
残念ながら、クルミと名が付いても実は食べられないそうです。
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July 24, 2008
オニグルミ
7月24日、
朝から暑いですね~(^^;)
あ~っ、また、涼しい山へ行きたいなぁ~。
さて、きのうは食べられないクルミだったので、
きょうは食べられるクルミを紹介しますね・・(^m^*)クスッ
「オニグルミ」です。
「鬼胡桃」と書きます。
実の殻がごつごつしてとても硬く、鬼のように手ごわいので、
名付けられました。
(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)
20メートル程になる落葉高木です。
北海道~九州の山野の川岸などに分布しています。
雌雄同株で1本の木に雄花と雌花を付けます。
花も撮ってみたいものです。
葉はこんなふうに付いています。
先が尖った実がいくつか集まり房のように付いています。
中にご存知の「クルミ」が入っています。
でも、市販のクルミは別種で、それより小さくて殻が硬く、
割るのが大変ですが、とても美味しいようです。
脂肪が50~60%あり、蛋白質は15~30%あるそうです。
美味しくて栄養があるので、リスやサルなどの動物には
重要な食物ですね。
材は、強くて狂いが少ないので、家具等に使われます。
うちの本棚もクルミ材です。
クルミ科の植物です。
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July 25, 2008
マタタビ
7月25日、
朝4時から、もうにぎやかな鳥の声、そしてセミの声のシャワー
に起こされてしまいました(^^;)
きょうは、「ネコにマタタビ」という言葉で有名な「マタタビ」を
紹介しましょう。
疲れた旅人がマタタビの果実を食べたところ、元気になって
また旅を続けることができるようになったということから、
「又旅」と名付けられました。
(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)
北海道~九州の山地の林の縁に生えている落葉性のつる植物です。
つるの先のほうの葉は、花が咲く6~7月頃に部分的に白くなり、
遠目にもよく目立ちます。
これは昆虫を誘引するサインとなっているという説もあります。
葉は互い違いに付き、縁にはギザギザがあり、毛があります。
実は長い楕円形で、先は尖り長さ1.5~2センチ程。
帰りに道の駅で「マタタビの実」(500グラム入り)を買いました。
そのまま、生で噛むとすご~く辛い!苦い!ヾ(≧Д≦*)ゞ
生ではたちうちできないので、塩漬けにすることに・・。
3回ほど洗ううちに、実の数を118個も数えていました^^。
2日程したら、塩漬けなので塩辛いですが、食べられる
ようになりました。
その他、マタタビの蕾の頃か、花の開く直前に
「マタタビアブラムシ」という小さな昆虫が花の子房に
産卵すると、花後、正常の形をした果実とはならず
虫こぶのようになり、 これを、木天蓼(もくてんりょう)と
呼んで生薬として用いるそうです。
マタタビ科の植物です。
同じ科にはサルナシがあります。
過去記事→サルナシの実
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July 26, 2008
フサザクラ
7月26日、
きょう、あすと「夏祭り」が各地で行われますね。
♪仕立ておろしの浴衣着て 一箸つけた冷麦の~♪
この歌、フォークぽくってなつかしい。
井の頭の歌姫こと、アノ人の歌ですよねっ^^。
週末ごとに夏祭りに出かけていたのは
♪遥か夢の彼方に~♪
さて、きょうも渓谷の植物のひとつ、「フサザクラ」を紹介します。
「総桜」あるいは「房桜」と書きます。
(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)
渓流を覆うように生えていました。
高さ8メートル程になる落葉高木です。
樹皮が白っぽく、いわゆるサクラに少し似ている部分もあって、
房状の花をつけるところからフサザクラと名付けられました。
サクラと名付けられていますが、桜の仲間ではありません。
(サクラはバラ科)
フサザクラ科の植物です。
花は花びらやガクのない原始的な植物の一つだそうです。
花も見たいものです。
薄い葉には長い柄があり、広卵形で先端が尾のようにとがり、
粗く不揃いなギザギザがあります。
実は扁平で房状の翼があります。
若い実は緑色ですが、熟すと黄褐色になり、中に1つずつ種子が
入っています。
宮城県以南、四国、九州に自生しています。
河原や沢沿いの崩壊地、山の谷間に生えています。
フサザクラ科の木は日本ではこの1種だけです。(1科1属1種)
その他、樹皮からは鳥黐(とりもち)を採るそうです。
別名をタニグワとも言います。
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投稿者 winc : 10:22 AM | コメント (2)
July 27, 2008
カツラ
7月27日、
朝、寝室の窓からケヤキの木をそこここと飛び回っては
鳴いているセミの姿が見えます。
朝4時頃から夜中2時頃までほとんど絶え間なく、
一生懸命鳴く命。
真っ暗な土の中にひとりで7年、13年、17年いて、
それからこの世に出て7日間。
その7日の間に伴侶を見つけて子孫も残すならば、
寝てる暇はないわね~。
雄ゼミはそりゃ~、朝から晩までずーっと鳴いていても
不思議はないか!!頑張れ~!セミ達!
さて、きょうはきのうアップしたフサザクラの近種と言われる
「カツラ」を紹介します。
「桂」と書きます。
香出(かづ)からの転訛で名付けられたそうです。
(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)
幹は真っ直ぐで美しいです。
高さは20メートル程で、大きいものでは35メートルにもなる
落葉高木です。
北海道~九州の山地の沢沿いに分布しています。
また、緑が非常に鮮やかなので公園や庭にも植えられることも
多いです。
カツラ科の植物です。
葉は幅広の丸いハート型で向かい合って付いています。
葉には柄があり、縁にはゆるいギザギザがあります。
葉は香りがよく、抹香の材料となるそうです。
材は軽くて加工しやすいので、家具などに使われます。
雌雄異株だそうです。
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投稿者 winc : 07:50 AM | コメント (2)
July 28, 2008
タマアジサイの蕾
7月28日、
渓谷の音を聞きながら山道を進んでいくと、ヤマアジサイや
ガクアジサイ、コアジサイより遅咲きの「タマアジサイ」の蕾が
咲いていました。
「玉紫陽花」と書きます。
蕾のときに丸い球のようになっているのでこのように名付けられました。
(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)
高さ1~1.5メートル程です。
葉は大型でやや厚く、赤い柄があり、先が尖っています。
葉の両面には毛がありザラザラしています。
縁に細かいギザギザがあります。
本州(宮城県南部~紀伊半島の太平洋側、伊豆諸島、長野県、
新潟県~福井県の日本海側)に分布しています。
山地の渓谷や沢沿いの木陰に多く生えています。
開花期は8~9月だそうですが、そろそろ・・かな?
開花しているところも見たいものですが・・(^_^;)
装飾花が白のガクアジサイに似ているそうです。
ユキノシタ科の植物です。
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投稿者 winc : 08:02 AM | コメント (6)
July 29, 2008
ツルアジサイ
7月29日、
きのうの突風のような風で、玄関にあった木立ベゴニアの
鉢が3つ倒れて、花が折れてしまいました。
花には気の毒なことをしました(u_u;)
きょうの渓谷シリーズ(まだ、まだ続きますよ^^)は
「ツルアジサイ」をお届けします。
「蔓紫陽花」と書きます。
つる性のアジサイです。
(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)
北海道~九州に分布する落葉植物です。
林の縁や岩の上などに生えます。
以前にアップしたイワガラミによく似ています。
茎は気根を出して木や岩を這い登ります。
葉は向かい合って付き、長い柄があります。
葉の縁にはやや細かいギザギザがあります。
6~7月に飾り花(じつはガク)を持つ花を付けます。
ユキノシタ科の植物です。
別名はゴトウヅルとも言うそうです。
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投稿者 winc : 10:40 AM | コメント (2)
July 30, 2008
イケマ
7月30日、
昨夜は意外に過ごしやすかったです^^。
さて、木がいっぱいだった渓谷の道を更に行くと、急に
明るくなり、日向の場所に出ました。
お日様、カンカン照りの所に花を付けている植物が・・。
おぉ~!「イケマ」でした!
「イケマ」というのは、「太い根」というアイヌ語だそうです。
また、「生き馬」の意味だという説など名の由来については
諸説あります。
(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)
茎から柄を出し、ハート形で先が尖った葉を向かい合って付け、
他の植物に絡みついていました。
葉は長さ5~9センチ、幅4~8センチ程でした。
花は、7~8月に葉の脇から柄を出して、白い小花を十数個
球形に付けます。
花ひとつは直径6~8ミリ程で5つに深く分かれています。
甘い匂いに誘われてセセリ蝶やアリが蜜にたかっていました。
アリさん、この蜜の味、イケマすか~?・・(*^m^*) ムフッ
各地の山の林の縁や、日当たりのよい草地の藪に生えています。
根は有毒 だそうです。
ガガイモ科のつる植物です。
ガガイモと同じように、種子にきれいな羽根があるのでしょうね。
種も見てみたいものです。
興味がある方は下記の過去記事もご覧下さい。
(アンダーラインをクリックして下さい。↓)
ガガイモ
ガガイモの種
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投稿者 winc : 10:39 AM | コメント (6)
July 31, 2008
コムラサキ蝶
7月31日、
きょうは植物ではなくて、蝶の「コムラサキ」をお届けします^^;
渓谷の橋のたもとまでやってきたら・・何やらヒラヒラ~~。
(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)
吸水してるようですが・・。
翅を広げて日光浴?
おぉ~、やはり、コムラサキ!
雄のようです。
翅の表面は角度により紫色に輝いて見えます^^v
素晴らしい!!
翅を広げると6~7センチ程でした。
その後、木のほうに飛んでいきました。
初めて遇った「コムラサキ」、忘れられない蝶になりそうです~♪
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